家族による財産管理・承継の新たな手法「家族信託」について、 漫画で分かりやすくご説明いたします。 元…
- TOPICS
- 家族信託の活用場面 2019.11.01
不動産の相続対策
相続対策のポイント
- 分けると価値が下がるものは現金化
- 安易な共有はトラブルの元
- 相続人の10年後を相続する
- 過去の共有持分も同時に解決する
- 2次相続を考えて対策
- 法定相続分や遺留分を過度に意識しない
- 債務は収益力のある資産とセットで分ける
- 感謝の気持ちで譲り合う
- 親の想いを尊重して分ける
生前対策
相続が発生する以前から、センチュリー21相続コーディネーターが税理士、弁護士をはじめ、不動産鑑定士、司法書士、土地家屋調査士、測量士、一級建築士、不動産コンサルティングなどの専門家集団によるプロジェクトチームを結成し、お客様の相続にかかわる問題解決にあたります。
節税につながる有利な土地評価の方法、そして何より不動産取引に関する実務がポイントとなります。
大切な財産をできる限り残す相続対策のご相談を承ります。
相続コーディネーターの役割
よくあるご相談内容
- 相続・贈与に関わる問題
- 不動産に関わる問題
- 借地・賃貸等に関わる問題
- 資産評価及び相続税の資産
- 生前対策
- その他
家族信託
「家族信託」は、
『財産管理の一手法』
資産を持つ方が、特定の目的(例えば「自分の老後の生活・介護等に必要な資金の管理及び給付」等)に従って、その保有する不動産・預貯金等の資産を信頼できる家族に託し、その管理・処分を任せる仕組みです。
いわば、「家族の家族による家族のための信託(財産管理)」と言えます。
家族・親族に管理を託すので、高額な報酬は発生しません。したがって、資産家のためのものでなく、誰にでも気軽に利用できる仕組みです。
没後対策
亡くなってからでも
できる節税対策
相続対策は、財産を残す人が生きているうちにしておかなければ意味がないということではありません。
亡くなってから、あるいは相続税を申告・納税するまで、さらには納税をやり直すことも含めて、その税額は減らせることができます。
遺産分割の工夫
一つの土地を一人で相続する場合と、それを分割して何人かで相続する場合では、相続する人数が多ければ多いほど相続税が安くなることがあります。
これは土地の地形によりますが、分割した道路付けや土地の関係などから土地の評価額が変わってくるからでで、分割時には、だれがどの財産を相続することで相続税が算出されるかを常に考慮しなければなりません。
当然、相続人の希望が一番に優先されますが、なるべく相続税が安くなるような分割が出来ないかを検討する必要があります。
土地評価の工夫
土地評価は地形や道路付け、面積など、謄本や公図に示されているものと現地の土地とを見比べ、様々な要素を兼ね合わせて総合的な評価を出します。
貯金や株式などの「動産」とはちがい、「不動産」その中でも土地を適切に評価することによって、結果として納税額を低く抑えることが出来ます。
広い土地なら用途や分割方法によっていろいろな評価減を導き出せます。
分割やその他工夫により土地の評価をいかに下げるかが節税の肝です。
納税の工夫
相続税をまとまった金額で一度に支払えないときは、延納で利息がかかる分割払いや、条件にかなった不動産で納税する場合があります。
相続税が多い人の場合は利息だけでも年間約数十万円の差がでてくることもあるので、相続税額の予想を出来るだけ早くつけ、納税対策を立てていくことも立派な節税対策の一つです。
万が一土地を売却することになった場合でも、どこの土地をいくらで売却すればよいか計画を立て、税額と照らし合わせて進めていくことで、余分な利息の負担を防ぐことができるでしょう。